急な出演依頼で、こちらの演奏会に出演させて頂きました。
ブラームスの弦楽六重奏が依頼されたプログラムで、本番は数日後に迫っておりしかも私は演奏経験がない曲でした。仕事がかなり詰まっている中での依頼で、リハーサル前日の1日しか自分で譜読みする時間がない中で兎に角出来る限り楽譜を読み込み、弾き込む作業を最短で行うという私には挑戦のお仕事となりました。
素晴らしい演奏家の皆さんと2回のリハーサルで出来る限りやりきり、本番を迎えることができたと思います。
本番は京都博物館の別館ホールという歴史ある建物で、気持ちよく演奏することが出来ました。
オーケストラのお仕事とは違い、ソロのようにしっかり自分の演奏を確立しなければいけない室内楽のコンサートは大きな責任があり容易ではありませんが、演奏家冥利に尽きる素晴しい作品の数々を素晴らしい演奏家の方々と演奏できる貴重な機会は常に欲しているので、今回の依頼は本当に嬉しかったです。これからも室内楽の演奏機会は少しでも多く経験していきたいです。
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