LaLa Violin Academy 宝塚山手台

ウィーン国立音楽大学卒、2022年までカタール国立交響楽団首席を14年務め、現在も勢力的に演奏活動を行う現役ヴァイオリニストが個人指導するヴァイオリン教室です。阪急宝塚線山本駅が最寄りの閑静な住宅街に位置するお教室で、国際経験豊かな現役ヴァイオリニストとレッスン受けませんか?

どんな働き方が理想ですか?

今日は働き方のお話を少し。

この1ヶ月息子の風邪が治りそうで治らず、2週間ルーティンで治りそうでまたぶり返すを繰り返しています。また今週入ってから鼻水と咳が気になり始めたので様子を見ていたのですが、今週末私は仕事で忙しくなり子供達は実家のお世話になるので、やはり週末になる前に薬を処方して貰いに行く事に。最近小児科って本当に予約取れないですね。かかりつけのクリニックはコロナ禍から完全予約制になったので飛び込み診察は全く受け付けて貰えなくなったので、必死で予約を取るしかなく。今日の午前中しか予約が取れなかったので、息子は保育園を休ませて小児科へ連れて行くことに。

それでも私は娘が保育園から帰ってくるまでにやること山積みです。どうする?!


それでも熟せるのが今の働き方のありがたいところ。

明日明後日の仕事の練習と譜読みをしなければいけないので、息子には横で遊んでもらいながらとにかく弾く。

その後かかりつけ小児科へ。無事診察、処方薬を受け取り帰宅。

それから少しお昼寝。また譜読み。その後オンラインで資格の講座を1時間受け、娘のお迎えの時間となりました。


子連れでもこんなに出来ることが沢山ある働き方、私はこれがしたくてオーケストラ正団員のポジションから退いたと言っても過言ではありません。

もちろんオーケストラ団員としての働き方も充実していて大好きでした。でも子供達が生まれてからは考えが少しずつ変わっていきました。

オーケストラの仕事は朝、夜、週末、祝日など全く関係ありません。2週間ぶっ通しスケジュールや海外公演もよくありました。最後の何年かは本当に夜の時間帯の仕事ばかりが連日続くようになり全く子供達との時間が取れず、悩みに悩み抜きました。


今現在私はフリーランスのヴァイオリニストとしての仕事を軸に、ベビーマッサージ講師、着付師、フォトグラファーとして活動しています。

自分で自分の仕事を好きなように調整することが出来るというのは、もちろん厳しくもあり、でも母として、妻として、一女性として自分がどうありたいのか、どう人生の時間を使っていきたいのか、しっかり自分と向き合いながら自分の責任で毎日を生きていくことができています。

コロナ禍という人の人生観を大きく変える時を生きてきたからこそ、自分が生きていく時間の使い方、その選択の仕方について物凄く真剣に考えさせられました。カタールでのロックダウンで子供達はほぼ2年間家の中以外どこにも行けない生活を強いられている間、生きていくことの意味を、何度も考えました。


18年ぶりの日本での生活がスタートしてもうすぐ5ヶ月が経とうとしています。

まだまだ厳しいですが、少しずつ確実に新たなご縁が繋がり、毎日新しい挑戦に直面し、子供達と好きなだけ時間を共に出来る今の生活は、やはり私の選択は間違っていなかったと確信しています。


皆さんは今の生活、仕事に納得していますか?お子さんと充分に時間を共有できていますか?

これからの先の自分自身の時間を何に使いたいです?時間を使う優先順位は何ですか?それが出来ていますか?



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